空’s diary

大学3年生。徒然なるままに。

私の研究テーマの核

私の問題意識と研究テーマの核になりそうなことを書きたいと思います。

私、たまに時間が気が向くと夜にベランダに出てぼーっとする時間をとるんです。

特に今はとってもよい季節で、永遠にベランダにいたい気分にもなります笑

ぼーっとしているときって、意外と頭は柔軟に動くような気がして。実際、私の場合は、ベランダでぼーっとしていると考えが前に進むんです。

せわしない世の中で、このように自分だけの自分になれる場所を持つことってすごく大事だなと思います。

 

さて、話は変わりますが、さっそく私の問題意識と研究テーマの方向性がようやく定まってきたので書き留めておきたい。

正にこれが定まる状況は「雨降って地固まる」ともいうべきでした。

怒涛の思考ラッシュを経て、ああこれだ、と思えるテーマに収束しました。私の場合、テーマの探求は、自分の生きる意味そのものとも関わってくることのため、かなり真剣な語りになります。

 

(1)問題意識

今の時代、インターネットを起点にしたつながりがものすごい勢いで伸びている。ただ、そこで生まれるコミュニケーションはあくまで「起点」でしかないんだということ。お互いの物語を改変させるレベルの深いつながりは、時間と労力と誠実さを相手とともに積み重ねないと生まれないと思うし、覚悟のような強い「意志」も必要だと思う。
深い関係になれるような関係も、入り口は、インターネット上でも対面でもあり得るが、特にインターネット上の場合はよっぽど注意しないと、「深いつながりに入るために通過しないといけないプロセス」を、外部に任せてしまう可能性やそもそもされない可能性があると考える。そこの「一番労力を注ぎ込むべきところ」をいわば自動化してしまって、考えなくてもサラッと通り過ぎることができてしまうのが、現代のコンテンツやそれの元である資本主義的な価値観に人々が"慣れ"てしまっている状態なのではないかと考える。

 

(2)私の探求したいこと

私が探求したいのは、

・インターネットで飛ばされがちと思う「深いつながりに入るために通過しないといけないプロセス」とは一体何なのかを知りたい
→それを知ることで他人と自分の幸せな関係を考えられるのと、分り合いに近づける可能性

・人々が無意識のうちに持ちがちと思われる「資本主義的な価値観」とは一体実態としてどんな形であり(色んな物事に注目、大きなそして小さな物語に注目)それはどう獲得されてて(メディアとか、育った家庭や地域とかに注目して)、それにまみれている人にどう伝えたらいいのか、どんな代替案を代わりに提示できるのか(哲学対話とか物語の力を利用するとか、概念をていじするということ)

私が最後のところで啓蒙的な視点を言ったのは、私の考えの最前提として、「資本主義の価値観を自分自身に内面化してしまうと、非常に生きづらいよ」という価値観があるから。だから、私の価値観を全面に押し出していくなら、それは啓蒙という風にも見えるだろう。私はその価値観からスタートすることは、妥当であると考えている。

ただ、私はあくまで啓蒙を積極的に押し出したい訳ではない。もちろん、ある程度はそういう面もでてくるのかもしれないが、そうなったときにどんな反応があり、それはどんな影響力をもっているかは注視しないといけないと思う。

これから具体的に学び考えるべきことは、「一体資本主義の何が、どんな側面が具体的につらさにつながるのか」や「それは具体的にどんな社会現象として現れているのか」や「そこから抜けた世界のもつ豊かさをいかにして気づいていない人に"一つの選択肢"としてわかりやすく、強く伝えるにはどうしたら良いのか」だ。これらはまだ私には分からない。

だから私はそれを研究したい。なんとしても解き明かしたいし、この世に私の生がある限り、私は考える人でありたいし、問う人でもありたいし、常に自分の幸せと、自分と他人の幸せを本気で探求したい。

他人と分かり合いたいという、私の根源のモチベーションを原動力に、今の社会の生きづらさの部分にガチで向き合って、解きたい。私なりの答えを出したい。そして出した答えを、一つのでも大きな選択肢として外に提示したい。それを実行するために、行動から忠実に行いたい。これらの探求は、私の生きる意味だと考えるから。