空’s diary

大学3年生。徒然なるままに。

無タイトル

「信じる」というとき、その対象がビジョンなのか、今現在にあるものなのかによって、意識がガラッと変わるんだろうな。どちらに依拠したいか、か。それは簡単には選べないんじゃないかな。人間は、未来がこうであってほしい、こうありたいというビジョンを…

書き散らし

制度として固まると言うことが、必ずしも共同体的な閉じられたものを意味しないと言うこともあり得ると言うのはめちゃめちゃ面白いなと思う。もちろんお互いの間で、葛藤や衝突は内的にあるけれどもそれが良い方向に結びつく時と悪い方向に結びつく時がある…

バズりと哲学

あるツイートがバズっていた。 ツイートは、 「今の時代、対話が大事である。それといわば対比的な立ち位置にある論破は、生産的ではないし、前提としている思考ゆえに危ないものだ」 という趣旨の主張をしていたと私は解釈した。 ただ、これにいいねした人…

将来の夢、という言葉が正しいのか分からないけれど

「将来の夢は何ですか」 小学校のころから大人に聞かれ続け、進路を決める節目節目に考えさせられたこの問い。 この問いは分析してみるとなかなか面白い。この問いの前提には、 ・人は何かしら確定された将来像を描くものだ・人は人生過程をその像に向かって…

私の研究テーマの核

私の問題意識と研究テーマの核になりそうなことを書きたいと思います。 私、たまに時間が気が向くと夜にベランダに出てぼーっとする時間をとるんです。 特に今はとってもよい季節で、永遠にベランダにいたい気分にもなります笑 ぼーっとしているときって、意…

最近考えること

「いろんな選択肢がネット空間の中にある世界」にいる私達だからこそ、自分でその中から覚悟を持って強い意志で選びとっていくという、精神の働きこそが、人間に固有の強い強い特徴なんじゃないかと思っている。ネットの世界は、人々にものを考えさせない世…

自分の「見方」を持つということと読書との関係

物事は、主観的にキャッチされることで生き続けると思います。 客観的な知識として私達が学ぶものですら自分にとってそれがどんな意味を持つかが大事なわけです。 私はある時、社会科学と哲学の接地について〈客観的な説明〉がほしいと思いました。 なので先…

温室育ちが、本当の教養とは何かの一端を掴めた気がする

私の性格、、自分の幸せに対しては貪欲だし感性でセンスのいいものをキャッチするのは得意なんだけど、そうやって自由にキャッチできる環境が当たり前だと思ってたんだ。 世の中の人は、もっと色々考えてる。私は、社会に対して心の底から疑問を抱いてきたこ…

なぜ大学に行く?

大学に行くことは、何のためか。 大学で何を得られるのか。 今回は、現大学3年生の今の私の意見を綴ってみたい。 2つの軸で書く。一つは「学問」的観点から。もう一つは「人間関係」的観点から。 (1)学問的観点から 大学の授業を能動的に受けることの意義…

将来の方向性

私は社会を変えたい、不幸な世を変えたいっていう所に「知」のモチベーションがあるのではなくて、むしろ変化していく社会をどう捉えたら理解しやすくなり、不理解による生きづらさを解消できるのか、ひいては幸せに生きることに繋がるかということに自分の…

変わった経緯

部活の同期と春休みにたくさん遊び、どうやら人との繋がりって私にとって安心できる場所になるんだな、社会学でも言うけどコミュニティとか、人との温かい繋がりってもしかして人にとってエッセンシャルなのかもしれないと悟る。 ファミマのバイトで、気を使…

適応に気付き、覚悟に至るまで、そしてこれから

Superflyが暑苦しく感じなくなったら、それは愛に目覚めていい状態の時。でも、平静でぽかんとしてる感じ。でもそこには本当の意味でのしなやかな強さがある時なんだ。どっちかと言えばポジティブな感じ。薄い黄緑いろの地平が広がっているような感覚。ああ…

愛す覚悟

なんで男女の仲は、終わったら「別れ」なければいけないの? なぜ普通の友達なら「別れ」なんてないのに、男女だと「別れ」があるの? 私、恋愛する以前は、男女の仲はお互い成長しあえたらいいなと思ってた。で、口先だけで、お互いが辛い時はちゃんと支え…

現代アート展「あなたの眼はわたしの島」

こんにちは。今回は、現代アートの展覧会の記録です。 京都国立近代美術館で開催されている ピピロッティ・リストの「あなたの眼はわたしの島」 を見に行ってきました。 この展覧会をまず一言で表すと、 美術館という「公的空間」において「私的空間」を他の…

街中の自然が、魅力的に見える訳

なぜ、大規模な渓谷に行くよりも、街中にふとある小さな川べりや木陰に私は安心を感じるのだろうか。 わざわざ自然を体験するために能動的に自然を体験しに行くという意識があるといけないのだろうか。偶然性が大事なのか? 街中の場合、街の喧騒と小さな自…

内向型人間

こんなテーマで書かなくても、私の文章を読めば私が内向型人間ってことは分かるって、、ね笑 基本的には、家で1人で自分の部屋にこもって自分の好きなことを考えて自分の好きな本を読んで自分の好きなことに想像巡らしている時間が1番幸せなんです。誰にも何…

「ルーマンの社会理論」馬場靖雄

「ルーマンの社会理論」馬場靖雄 ルーマンの社会理論については、先月からずっとまとめたいと思いつつ、まとまった時間が取れずにここまで来てしまった。この本は、私の「社会」に対する見方を根本から変えてくれたとともに、これから私が研究したいと思うこ…

自己分析って結局…

さて、私ももう3年生ということで、徐々に周りも就活を始める年に。 就活での自己分析、必要ですよね。 自己分析って、私今まで単に「自分自身」と向き合うことと思ってたんですけど、最近なんだかそう単純じゃない気がしてきました。 自己分析で問われてい…

なぜ戦争には「男」だけが行ったのか?「男らしさ」って?

今回はエッセー的な感じです。 戦争には男が行く。女は行かない。 この事実に今まで疑問を持ったことがあっただろうか。中村江里の『戦争とトラウマ』・吉川弘文館 を読んで、この事実の背景には社会学的な背景があることに気づかされた。 男らしさの構築に…

アーティストとしての藤井風さんの魅力

最近私の中できてるアーティストがいる。 藤井風さんだ。 彼のことを認知したのは、10月か11月頃だった。以前からyoutubeで他の音楽動画を見ているとたびたび藤井風さんに言及するコメントがあり、認知はしていたものの、なんとなく食わず嫌いな感じで動画を…

「正しく」自分を知ることの大切さ

「正しく」自分を知ることの大切さ。 まあ、4月から大学3年生になるということもあり、今後の自分の人生についてそろそろちゃんと向き合おうと思う今日この頃。 今の私は院に進むか、就職するか、はたまたほかの選択肢があるのか、考えることが増えた。でも…

「社会階層 豊かさの中の不平等」原純輔・盛山和夫

今回は、読んだ社会学の文献を私なりにかみ砕いてまとめる第一弾ですー 「社会階層 豊かさの中の不平等」 この本は、社会学の実証研究(複数の仮説を実証データによって検証すること)の名著の一つであるため読んでみた。(1999年 原純輔・盛山和夫) ゆっく…

結婚ってなんで続くんだろう

もし仮に、自分がパートナーとして選ぶ可能性のある人たちが全員、私としっかりとした信頼関係を築けるような潜在的可能性を持っているっていうユートピアがあるのだとしたら私は絶対に結婚しない。なぜならある段階で1人の人とパートナーシップを結んでも、…

初めてのブログ

こんにちは。ブログというものを初めて書いてみてます。 まずは簡単に自己紹介 私は関西の大学に通っている新3年生です。性別は女性。出身は千葉県。内房に住んでいました。夏はよく館山の海に家族で遊びに行ったりしてましたね~。 で、あなたははるばる関…